No.74 — DEEP SEA SPECIES
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ソコボウズとは?深海の底に潜むウナギに似た謎多き魚


ソコボウズとは?基本情報

ソコボウズは、深海の海底付近に生息するウナギ状の深海魚です。クサウオ科とは異なる独立した系統の深海魚で、世界中の深海底に広く分布しています。

「ソコボウズ(底坊主)」の名は、海底(底)に潜む丸い頭(坊主頭)の形に由来するという説があります。延縄漁・底曳き網で偶発的に漁獲されることがありますが、食用価値はほぼなく、研究用として扱われることがほとんどです。

項目詳細
学名(代表)Bythitidae / Ophidiidae(クサウオ科・アシロ科)の深海種
分類条鰭綱 アシロ目 アシロ科(Ophidiidae)など
英語名Cusk-eel(カスク・イール)
体長種により20〜100cm以上
体色淡い褐色〜白色(無色素のものも多い)
生息水深200〜8,000m(超深海帯にも分布)
分布世界中の深海(全海洋)
食性甲殻類・多毛類・小型魚

「ウナギに似ているがウナギではない」——系統的な位置づけ

ソコボウズ(アシロ科・クサウオ科など)は外見がウナギに似ていますが、ウナギ目(Anguilliformes)とは全く別のグループです。

アシロ目(Ophidiiformes)はタラ目に近縁で、背鰭・臀鰭・尾鰭が一体化したリボン状のヒレが特徴です。このヒレが細長いウナギのような体型を作り出しています。


超深海帯にも分布——世界最深部の魚として

アシロ科の一部の種は超深海帯(ハダル帯:水深6,000m以深)にも生息しており、スネイルフィッシュと並んで「最深生息魚」候補として知られています。

以下の深海記録が報告されています:


生活様式——海底で静かに暮らす

ソコボウズ(アシロ科)は基本的に海底付近で静かに過ごす底生魚です。


まとめ——超深海まで届く深海のウナギ型魚

ソコボウズ(アシロ科)は地味ながら、深海に広く分布する重要な底生魚のグループです。

深海底の泥の上でひっそりと暮らすソコボウズ——その静かな存在は、深海が如何に多様な生命を宿しているかを静かに教えてくれます。

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